実質20%割引と20%割引の違いをちゃんと理解してますか?

アプリ雑談

こんにちは、しみたくです。

paypayの100億円キャンペーンを皮切りに、空前の電子決済ブームが到来しています。各社がこぞってキャンペーンを打つ中で、実質○○割引という言葉をよく見るかと思います。

この実質とはどういう意味なのか、本当に理解していますか?

今日はこの実質○%割引と○%割引の違いについて考えてみたいと思います。


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なぜ実質なのか、割引とは違うのか

現在開催中の実質割引キャンペーン

2019年2月24日時点で実質20%割引を展開している会社を調べてみました。

3社がそれぞれ若干謳い文句は違いながらも実質20%割引を武器に大々的なキャンペーンを展開していました。

なぜ「実質」の表記が必要なのか

そもそもなぜ「実質」なのかについて説明したいと思います。

paypayを例に考えてみましょう。
paypay加盟店であるビックカメラで1000円のスマホケースを買ったとしましょう。決済方法でpaypayを選択すると後日、決済金額1000円の20%にあたる200円分が200ポイントとして付与されます。

付与された200ポイントは別の買い物をする際に200円として利用できるため、この買物では1000円(スマホケース代金)-200円(ポイント還元)=800円でスマホーケースを手に入れたと考えることができます。

自分の財布からは1000円のお金が出ていきます。しかし、200円分はポイントとして還元され、そのポイントはまた別の機会に利用できることから、実質は800円しか出費しないことになる、こういった意味から実質20%割引という言葉が生まれます。

ここで注意しないといけないのは、
”このポイントは使わないといけない=なにか別のものを購入をしないといけない”
ということです。もしポイントを失効してしまった場合は定価で買ったことになります。

これに対して、20%オフは1000円のスマホーケースを800円で購入することなので、お財布からは800円しか出ませんし、別のものを購入する必要がありません。

このポイント使うために別の買い物をする必要があることが実質20%割引と20%割引の大きな違いです。


企業目線で実質割引について考えてみる

なぜ企業はわかりにくい実質割引を展開するのか

上の例で実質20%割引の意味を理解してもらえたかと思います。消費者目線としてはどちらにせよ、ある商品を20%割引という形で購入できるのであれば、回りくどいことはせずにはじめから20%割引で提供してほしい気持ちになります。

ではなぜ、こんなにめんどくさいシステムのキャンペーンを実施する企業が多いのでしょうか。

企業目線でこの実質○○割引を導入した場合と導入しない場合を家電量販店を例に比較して考えてみましょう。

定価10万円のノートPCを販売する場合に、消費者はどんな消費活動をすると思いますか?

20%割引で販売する場合

ノートPCを20%オフで販売した場合の販売価格は8万円になります。

このPCが100台売れた場合の売上は8万円×100台=800万円ですね。

実質20%割引で販売する場合

ノートPCは定価で販売するため販売価格は10万円ですね。
ですが、消費者は実質20%割引なので10万円のノートPCを8万円で買えると考えるため、ほぼ同じ数量のPCが売れることになるでしょう。
このPCが100台売れた場合の売上は10万円×100台=1000万円ですね。

ノートPC1台あたり2万円分のポイントをお客様に還元しています。2万円分のポイントを持っている消費者はどのような行動をとるでしょうか?

きっといろんな行動をとると思います。
2万円ちょうどのものを買って、タダ同然で別のものを買う人、
4万円のものをポイントを使って2万円で購入する人などなど

このように2万円分のポイントを手に入れた消費者は新たな消費活動を始めます。

ポイントを手に入れた消費者がポイントを利用して、全員が2万円の別のものを購入した場合には0円、4万円のものを購入した場合には200万円を更に別の売上として獲得することができます。

これらをまとめると以下のようになります。

比較表

実質割引で更に多くの収入を得ることができる!

実質20%オフで販売をした場合の収入は20%オフで販売するよりも多くなり、企業としてはより多くお金を稼ぐことができますね。

だから企業は実質○%オフといった謳い文句でキャンペーンをするんですね。

ましてや、ポイントが貯まっていることを忘れて失効していくポイントも多いと思います。
実質20%で多額のポイントを貰っても、その使いみちが決まってなくて、欲しくもないものを買ってしまっていると企業の戦略にまんまとハマっていますね。

企業がポイントをばらまくことができるからくりを理解して、賢い消費者になりましょう!


最後に

具体例をもとに、実質割引と割引の違いについて考えてみました。

やはり、実質の1番重要な点が、そのポイントを使って新たに買い物をする必要がある点です。

使わずに失効してしまったら、1円の割引も受けられなくなってしまいます。

実質○%割引の買い物をした際には、その後に使いみちもしっかりと考えてお買い物をしましょう!

最後までご愛読ありがとうございました。

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