こんにちは、しみたくです。
みなさんフリマアプリ使ってますか?私はヘビーユーザではないものの、2ヶ月に1回程度は落札したり、出品したりと愛用しています。
フリマアプリの代表といえばやはりメルカリですよね!
不要なものがあったら、「メルカリで売ったら?」みたいな会話も割と一般化していますよね。
その「メルカリ」とライバル関係にあるのが、「ラクマ」です。
ラクマは楽天が経営するフリマアプリで基本はメルカリとほとんど同じで、どっちを使えば良いのか迷う方も多いかと思います。
今日はそんなラクマとメルカリについて、買う場合、売る場合でどっちを使ったほうがいいのかについて説明したいと思います。
メルカリ、ラクマの基礎知識
基本的な機能はほぼ同じ!
メルカリもラクマもフリマアプリとしての機能はほとんど同じです。

アプリを開いたトップの画面はどちらも全く同じですし、出品の方法、落札された後のやりとり、発送方法など、大きな違いはありません。
どちらかのアプリを使ったことがある方なら、なんの問題もなくもう一方のアプリも使いこなせるかと思います。
【ラクマ VS メルカリ】買い手の目線、売り手の目線で比べてみる
売りたい人の目線で比較
まずは売る側の目線ではどちらのアプリがいいのか、比較してみます。
メルカリ・ラクマの販売手数料
販売手数料は次のようになっています。
メルカリ:落札価格の10%
ラクマ:落札価格の3.5%
ラクマのほうが6.5%も販売手数料が安いです!
販売手数料は出品したものの金額に対して、一定の比率で手数料がかかるため、高額な商品ほど、高い手数料を取られてしまいます。メルカリの場合、10万円のものを出品した場合、手数料として1万円も取られてしまうことになるのに対して、ラクマでは3500円ですむためラクマはかなり良心的に見えてしまいます。
余談:ちなみにラクマはサービス開始当初は販売手数料は0円でした!
開始当初からメルカリをもろに意識しており、
「販売手数料なんてバカバカしい」なんてキャッチコピーでテレビCMも打っていました。それが急な方針転換で販売手数料を取り出すなんて、本当に企業の言うことなんて信用できません。
出品した商品の売れやすさ
出品者としては、出品した商品が早く売れたほうがいいですよね!
商品の売れやすさは、アプリのユーザ数と直結してきます。
見てくれる人が多いほど売れやすくなるということです。
2018年8月のデータでは次のようになっています。
メルカリ:6000万ダウンロード
ラクマ:850万ダウンロード
ダウンロード数なので、ユーザ数と100%一致はしませんが、条件が同じなので規模感を比較するには良い参考指標になるかと思います。
メルカリはラクマの9倍近いユーザ規模があることになり、かなり落札されやすいと言えるでしょう。実際にメルカリは出品後の落札までの期間が非常に短いことで有名です。
また、ユーザ規模が大きいため、大半の人にいらないものでも、ごく少数の求める人に出会える確率が高いです。そのため、売れにくいものでも売れる可能性が高いと言えるでしょう。
しかし、ラクマも負けてはいません。
ユーザ規模の点で、ラクマはメルカリに大きくリードされていることから、ユーザ数を獲得するためのキャンペーンを定期的に開催しています。
ラクマではユーザに定期的に5%OFFクーポンを配布しており、有効期限も短いため、ユーザの購買意欲をうまく掻き立てています。
売りたい人目線の結論
売りたい人目線では、次のようになりました。
■こんな人にはメルカリがおすすめ
・少しでもはやく商品を売りたい人
・なかなか需要がなさそうな商品を売りたい人
■こんな人にはラクマがおすすめ
・少しでも販売手数料を安くしたい人
・時間がかかってもいいから高く売りたい人
買いたい人の目線で比較
次に買いたい人の目線でどちらがいいのか、次の3つの目線で見てみました。
メルカリ・ラクマに出品されている商品の多さ
フリマアプリを利用して、商品を買う場合、出品されている商品が多いほうが、自分の欲しい商品に巡り会える確率は高くなります。
その観点ではユーザ規模が商品の多さに直結します。
メルカリはラクマの9倍のユーザ規模があるため、商品の充実度ではメルカリに軍配が上がるでしょう。
特に、市場に多く出回っていないものとかだと、メルカリには出品されているけど、ラクマには出品されていないといったことが想定されます。
私も利用するときに、ラクマにはなかったけどメルカリには出品されている場面によく出合いました。
メルカリ・ラクマの販売価格
販売価格については、総じてメルカリのほうが高くなっていることが多いです。
その理由は出品者は手元にほしい金額に、販売手数料や送料を加算して、販売価格を設定するためです。
例えば1万円手元にほしいときに、メルカリで売る場合には10%が手数料として引かれてしまうので、10%加算した11,111円以上で売らないと、手元には1万円が残らないことになります。そのため、11,111円が販売価格になります。
一方ラクマの場合は、10365円で販売すれば手元には1万円以上残るため、10365円が販売価格になります。
このように販売手数料が購入者に転化される傾向があるため、メルカリはラクマに比べ販売価格が高くなってしまいます。
また、上でも言いましたが、ラクマはメルカリに追いつきたくて必死なので、キャンペーンをいっぱい打ちます。5%OFFクーポンが定期的に配信されるため、買いたい人は5%OFFクーポンをうまく利用することで、より安く商品を落札することができます。
【メルカリのみ】独自の便利機能
メルカリとラクマには機能的にほとんど違いないと言いましたが、メルカリには買い手にとっても、売り手にとっても便利な機能があります。
それがオファー機能です。
オファー機能とは買い手が、出品者に対して、必ず購入することを前提に、商品の値下げを要求できる機能です。
フリマアプリが流行りだしたときから、値下げ交渉は存在していて、コメント欄で、「〇〇円にできませんか?」と直接交渉をしていました。
このやり取り結構面倒で、値下げ交渉してきたくせに、値段下げると購入しないような輩もいたりします。その点でこのメルカリ独自のオファー機能は便利です。
オファーを出し、それを出品者が了承するとシステム側で決済が自動で完了するため、確実に商品が売れますし、なによりも楽です。また、商品が確実に売れるため値下げのオファーを受けてもらえる可能性も高くなります。
ラクマにはオファー機能はありません。ラクマにもぜひ欲しい機能です。
買いたい人目線の結論
■こんな人にはメルカリがおすすめ
・レア度が高いものを探している人
■こんな人にはラクマがおすすめ
・商品を安く手に入れたい人
まとめ
メルカリとラクマについていろいろ書いてきました。
一長一短があるため、自分が売りたいもの、買いたいものだと、どっちのフリマアプリがいいのかを見極めて選ぶことが一番賢いと思います。
圧倒的なユーザ規模で先行するメルカリに対して、後発のラクマがいろんなキャンペーンを打ってユーザの獲得を狙っています。お金を重視するとラクマのほうがいいですが、出品されている商品数、購入者が多いメルカリが魅力的です。
攻勢をかけるラクマですが、どこまでメルカリの市場を奪い取れるのかがこれからも楽しみです。
ご愛読ありがとうございました。
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