大阪の自転車マナーに物申す 歩行者にベルを鳴らすのは違法だ!

大阪自転車運転マナー社会問題

こんにちは、しみたくです。

3年ほど前に大阪へ引っ越してきて気づいたのが、
自転車のマナーがめちゃくちゃ悪いことです。

歩道を歩いていると邪魔だと言わんばかりに、チリンチリン鳴らされます。

今日は私の大阪での実体験を踏まえながら、あまり正しく理解されていない道路交通法で自転車が守るべきの決まりについて書きたいと思います。


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大阪の自転車マナーはものすごく悪い

私が目にした自転車トラブル

先日、通勤中に自転車でのトラブルに出くわしました。
(私が被害にあったのではなく、その場面を通りかかっただけですが)

 私が目撃した自転車トラブル

私はいつもどおり歩道を歩きながら最寄駅へ向かっていまいした。

片側1車線の道路で歩道との間には縁石が置かれています。

歩道は少し狭く、大人二人が歩ける程度の広さしかありません。

私の10mぐらい手前には大柄の男性とおばあちゃんが横になって歩道を歩いていました。

歩道を歩いていると、後方から自転車のベルを鳴らす音が聞こえました。

少し隣に避けると、20代後半ぐらいの女性が運転する自転車が私を抜いていきました。

案の定、前を歩く男性とおばあちゃんの二人組にもベルを鳴らし、追い抜こうとしたそのときです。

ベルを鳴らせた男性が、

「車道を通れや!」

と逆上しました。

男性は何度も女性に対して、「自転車は車道を走れ!」と怒鳴り散らしました。

女性は逃げるように車道を通って行こうとしましたが、逆上した男性は怒りが収まらないのか、自転車の前カゴを掴んで離しません。

すると、男性は警察に電話をし始めました。

私は通勤中で急いでいたため、ここまでしか状況はわかりません。

歩道を走っている自転車が道路交通法違反なんだろうと思いながらも、2人で歩道を横に広がって歩くのもいかがなものかと思いました。

大阪に引っ越して気づいた自転車のマナーの悪さ

私は4年ほど前に大阪に引っ越して来てから、大阪の自転車のマナーの悪さに驚きました。

前に住んでいた名古屋や福岡との決定的な違いは

すぐに自転車のベルが鳴らしてくるところです。

歩道を歩いていると、しょっちゅうベルを鳴らされます。

外出している日は1日1回ぐらいの頻度で鳴らされるのではないでしょうか。

それもタチが悪いのが、歩道を横になって歩いているわけでもなく、普通に歩いているときでもベルを鳴らされます。

まるで、大阪で自転車に乗っている人は歩行者よりも自転車が優先されると思っているかの走り方です。

人混みが多い商店街でも平気でスピートを出して歩行者に道を空けさせるように自転車が走ってます。

私はいろんな地方で生活してきましたが、ここまで自転車の運転マナーが悪いと思ったのは大阪だけです。

大阪の自転車マナーは全国最低

私の実体験からもそうなんですが、データでも大阪の自転車のマナーの悪さが伺えます。

自転車での危険行為の摘発件数は大阪が全国トップで
つまり、全国で一番自転車の危険運転が多いということになります。

そのため大阪では条例で自転車保険への加入が義務化されていたりと、大阪の自転車のマナーの悪さは筋金入りです。

私は大阪の自転車のマナーの悪さが大嫌いです。

でも、自転車の正式なルールについて正しく理解できている自信がありません。

大阪の自転車のどこがどう悪いのかちゃんと指摘ができるように、次に自転車が守るべき、マナーや決まりについて調べました。


法律上の自転車運転の決まり

自転車を運転する上で守るべき法律

「道路交通法」と「交通の方法に関する教則」の2つが基本

自転車を運転する上で、守るべきマナーを明記したものは2つあります。

それは、「道路交通法」と国家公安委員会告示「交通の方法に関する教則」の2つです。

「交通の方法に関する教則」は法律ではなく、教則なので罰則等の規定はありませんが、もし教則を違反して事故を起こした場合には、道路交通法違反に問われる可能性があります。

この法律と教則を元に、大阪の自転車がどこがどう違反しているのかを見ていきましょう。

「道路交通法」では自転車は軽車両扱い

自転車は道路交通法上、「軽車両」という扱いになっています。

軽車両とは

自転車、荷車その他人若しくは動物の力により、又は他の車両に牽けん
引され、かつ、レールによらないで運転する車(そり及び牛馬を含む。)であつて、身体障害者用の車いす、歩行補助車等及び小児用の車以外のものをいう。

道路交通法 第二条の十一

自転車に車という文字が入っているように、基本は車と同じ扱いです。

「軽車両」には自転車以外には、馬車や人力車、リアカーなどが含まれています。

京都など観光地には人力車が走っていますが、歩道ではなく、車道を走ってますよね。

そのため、自転車が歩道を走る行為は道路交通法違反となってしまいますが、気を付けなければならないのが、例外で歩道を走ることができるという点です。

自転車は一定の条件下で歩道を走ることができる

道路交通法には歩道走行が可能な場合について以下のように規定されています。

普通自転車は、次に掲げるときは、第十七条第一項の規定にかかわらず、歩道を通行することができる。ただし、警察官等が歩行者の安全を確保するため必要があると認めて当該歩道を通行してはならない旨を指示したときは、この限りでない。
一 道路標識等により普通自転車が当該歩道を通行することができることとされているとき。
二 当該普通自転車の運転者が、児童、幼児その他の普通自転車により車道を通行することが危険であると認められるものとして政令で定める者であるとき。
三 前二号に掲げるもののほか、車道又は交通の状況に照らして当該普通自転車の通行の安全を確保するため当該普通自転車が歩道を通行することがやむを得ないと認められるとき。

道路交通法  第六十三条の四

一と二はとても簡単で、標識で通行可能と指定されている場合や幼児もしくは高齢者など車道を運転することが危険と考えられる場合ですね。

三の規定は捉え方次第な面があるため、一概に歩道を走っている自転車に違法というのは難しいかもしれません。

しかし、基本は自転車は車道を入るのが大前提です。

そのため、周囲の状況を見て、車道を走るのが明らかに危険であるようなケースでない限りは自転車は歩道を走ってはいけないと考えるべきです。

自転車が歩行者にベルを鳴らすのはルール違反なのか

一定の条件を満たす場合において、自転車は歩道を走行することができることがわかりました。

では自転車が歩行者にベルを鳴らすのはどうなのでしょうか。

「交通の方法に関する教則」にはこう書かれています。

警音器は、「警笛区間」の標識(付表3(1)37)がある区間内の見通しのきかない交差点などを通行するときや、危険を避けるためやむを得ないときだけ使用し、歩道などでみだりに警音器を鳴らしてはいけません。

「交通の方法に関する教則」第3章第2節 2-(12)

教則にしっかりと明記されています。

警音器(ベル)を鳴らすのは、危険を回避する用途での使用が基本です。
決して前の歩行者をどかすような用途で使うものではありません。

つまり、歩行者に道を譲らせる目的で警音器(ベル)を鳴らす行為は違法ということになります。

ただ、ここで気になるのが「歩道を並んで歩くことに対する歩行者側の落ち度」です。

歩道を並んで歩くのは法律や教則的にどうなのでしょうか。

調べた結果、歩行者が歩道を並んで歩くことに違法性はありませんでした。

並んで歩くことがいいのか悪いのかについては、あくまで歩行者のマナーの範疇での話ということになります。

つまり、やむを得ず自転車が歩道を走行している場合に、前の歩行者が並んで歩いる歩行者に道を譲らせる行為は完全に自転車側の違法です。

私が通勤途中に目撃したトラブルは完全に自転車側が悪いということになりますね。

商店街を走る自転車はどうなのか

大阪でよくみる商店街を我が物顔で走る自転車はどうなのでしょうか。

商店街を自転車で走っていいかどうかは商店街の入り口に走行可能の道路標識があるかどうかです。

商店街に多いのが、時間指定で歩行者専用にしている場合です。

標識に「9-20」のような表記がある場合には、9時から20時が歩行者専用の時間帯で、その時間は自転車は走行不可能です。

ただ、商店街によって様々で、自転車の走行を禁止していない商店街もあります。

もし自転車通行が可能であっても、通行方法にも決まりがあります。

歩道を通るときは、普通自転車は、歩行者優先で通行しなければなりません。この場合、次の方法により通行しなければなりません。
ア すぐ停止できるような速度で徐行すること。ただし、白線と自転車の標示(付表3(2)22)によつて指定された部分がある歩道において、その部分を通行し、又は通行しようとする歩行者がいないときは、歩道の状況に応じた安全な速度(すぐ徐行に移ることができるような速度)と方法でその部分を通行することができます。
イ 歩行者の通行を妨げるおそれのある場合は、一時停止すること。

「交通の方法に関する教則」第3章第2節 2ー(8)

標識で歩行者専用との記載がなかったとしても、商店街(商店街に限りませんが・・)で自転車を運転する場合、徐行が基本で、歩行者の進行を妨げる可能性がある場合には自転車が一時停止することと定められています。

つまり、商店街を走る場合には、歩行者が絶対優先です。

ベルを鳴らしながら我が物顔で商店街を駆け抜けるのは違反行為ということになります。


まとめ

道路交通法と交通の方法に関する教則を紐解いてみた結果、大阪の自転車(悪質な運転をする自転車)は明確に違反でした。

ただし、歩行者にベル(警音器)を鳴らして、道を譲らせる行為や我が物顔で商店街を駆け抜ける行為は道路交通法違反ではなく、「交通の方法に関する教則」違反です。

また、道を並んで歩いている場合に後ろから自転車にベルを鳴らされたときに並んで歩いていたことに落ち度を感じていた歩行者も多いかもしれませんが、並んで歩くことに法的な違法性はありません。

歩道を走る自転車にベルを鳴らされても道をゆずる必要は全くありません。

「自転車は車道を通れ」と自信を持って言い返しましょう。

大阪の自転車マナーの悪さには毎日苛立ちを感じています。

交通事故やトラブルのない平和な世界を実現するため、みんな道路交通法に関する正しい知識を全員が持ち、健全な交通社会を作りましょう。

最後までご愛読ありがとうございました。

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