【感想】「重力と呼吸」を聴いて ミスチルの深さと覚悟を感じる名盤

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こんにちは、ミスチルファン歴16年のしみたくです。

ミスチルが2018年10月13日に重力と呼吸を発売してから、「Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸」、そして「Mr.Children Dome Tour 2019 “Against All GRAVITY”」と2回のツアーが終わりました!

一通り「重力と呼吸」での活動も終わったのではないかと思います。

そこで今日は2回のツアーおよび8ヶ月という時間がたった今、改めて「重力と呼吸」の全曲レビューをしてみたいと思います!


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【感想】重力と呼吸 全曲レビュー

重力と呼吸
画像引用元:Mr.Children公式サイト

1曲目:Your Song

Jenの掛け声とドラム、そして桜井さんのシャウトから始まるYour SongはPVが公開されたファーストインプレッションから、かなり高評価で「重力と呼吸」の中でも1,2を争うお気に入りソングです!

重力と呼吸ツアーでは最後に演奏されましたが、AAGツアーでは1曲目に演奏され、REFLECTIONのfantasyが思い浮かびました!

PVでは構成をシンプルに、バンドサウンドで勝負するまさに「圧倒的な音」を届けたい桜井さんの想いが全面的に現れた曲だな~、と思っていました。

しかし、重力と呼吸ツアーでは、まさにタイトルの通り「みんなの歌」として、合唱する場面も多く、Innocent Worldのような側面もあることに気付かされました。

私はAAGツアーには最後までチケットが当たらず、参加できなかったのですが、1曲目の桜井さんのシャウトから始まる姿を想像しただけで鳥肌モノです。

Mr.Children「Your Song」MV

2曲目: 海にて、心は裸になりたがる

最初に聴いたときは、ちょっとダサい感じのチープなイメージが拭えませんでしたが、ライブで聴いたときにそのイメージはガラッと変わりました!

サビのところどこに、「わがまますぎるあなた」だったり「可愛げのないあなた」など、いろんな人格の、それもちょっと捻くれた人格の「あなた」が登場します。

ライブでは桜井さんが観客を指さしながら、歌う姿がとても印象的で、どんな人の中にもちょっと捻くれた自分がいて、それを隠すように来ていた服を全部脱ぎ捨て裸にさせてくれました!

特に次の歌詞

重箱の角をつつく人

その揚げ足をとろうとしてる人

画面の表層に軽く触れて

似たような毒を吐く

Mr.Children/海にて、心は裸になりたがる

誹謗中傷であふれるネット社会の今を痛烈か痛快に批判する最高の歌詞ですね!

この歌詞だけでも、この曲の評価がうなぎのぼりで上がっていきました!

Mr.Children「海にて、心は裸になりたがる」from Mr.Children Tour 2018-19 重力と呼吸

3曲目:SINGLES

重力と呼吸の1曲目を飾ったSINGLSはやっぱりかっこいいの一言に尽きるかも知れません。

今まで凝ったオープニングが有名なミスチルのライブでしたが、重力と呼吸ツアーは驚くほどシンプルなオープニングで、いきなりイントロが大音量で流れ出しました。

ジェットコースターばりのテンション爆上げで、興奮しすぎた上に、1曲目だったからほとんど記憶が無いのが正直なところです。笑

でも、憶えているのは桜井さんを含むメンバ全員の演奏がかっこよすぎたことです。

Mr.Children「SINGLES」MV(Short ver.)

4曲目:here comes my love

「here comes my love」は不妊治療を題材にした深キョンのドラマからずっと聴いていて、大サビが超絶お気に入りです。

あって当然と思ってたことも

実は奇跡で 数え切れない偶然が重なって

今の君と僕がいる

Mr.Children/ here comes my love

私事で恐縮ですが、この3月に第一子が誕生しました。

不妊治療こそしていませんが、子供を作るって本当に奇跡で、まさにこの歌詞通りだと思うんです。

子供をつくることって今まで人類が何万年と繰り返してきたことだから、軽視されているような気がするんですが、そこに新しい命が誕生するまでには数多くの奇跡があって、今こうして元気な赤ちゃんを授かったことに心から感謝をしたいです。

here comes my loveはそんな自分の境遇と相まって、感無量の1曲です。

5曲目:箱庭

「箱庭」は結局、ツアーでは披露されることがなかったですね。
個人的には割と好きな部類で、ミスチルの失恋ソングの王道をいってるなと思います。
ポップ感あふれるメロディーですが、歌詞が悲しすぎて泣けてきます

いつの間に 過ぎ去っていた誕生日

祝ってくれる人がもういないことを知る

Mr.Children/箱庭

確かに、恋人がいないと誕生日って別に嬉しいイベントじゃないから、忘れてるかも知れません。
Overと同じでメロディーと反した物悲しい歌詞が心に刺さります。

個人的に一番好きなのが次の歌詞

明日には明日の風が吹くって言うけど

今日の太陽浴びたい 月に見惚れたい

Mr.Children/箱庭

悲しみは時間が解決してくれるって言いますけど、やっぱり人間は今を生きる生き物ですよね。
今、この時間、この場所での体験に、心を動かせるような生き方をしたいなと思ってしまいます。

6曲目:addiction

きました!ライブで大化けした一曲「addiction 」
重力と呼吸ツアーとAAGツアーどちらでも演奏されていて、ライブでの演出、桜井さんのエロスティックな歌い方で評価がうなぎのぼりで上がった1曲です。

過去の曲でいうと、MonsterとかWALTSと同じ部類に入りますね!
もはやaddiction中毒です(笑)

7曲目:day by day(愛犬クルの物語)

「箱庭」と同じくライブで演奏されなかった1曲

はじめてみたときに映画のタイアップかと思って「愛犬クルの物語」をGoogle検索で調べた人も多いのでは?

歌詞をしっかり見てみると、結構悲しい内容なんだなとおもったぐらいであまり印象に残っていません。

8曲目:秋がくれた切符

ピアノイントロが美しい「秋がくれた切符」は重力と呼吸ツアーのアンコール1曲目で披露されました。

秋らしいのんびりした空気感が味わえる1曲で個人的には結構お気に入りです。

会社帰りの綺麗な夕日が見られる時間帯に聴きながら帰ると、日頃の喧騒で暗くなった心が少し明るくしてくれます。

9曲目: himawari

Thanksgivingのときに聴いたのが初めてなのですが、今になっても変わらず名曲だと思います!

特にお気に入りが次の歌詞

思い出の角砂糖を 涙が溶かしちゃわぬように

僕の命と共に尽きるように

ちょっとづつ舐めて生きるから

Mr.Children/himawari

大事な思い出の比喩表現として「角砂糖」を使うところに桜井さんのセンスを感じます。

「ちょっとづつ舐めて生きる」という表現に、思い出は一生続くものではない儚さと死ぬまでともに過ごす愛の深さが巧みに表現されていて、悲しいんだけど、どこか温かいそんな気持ちになります。

Mr.Children「himawari」from TOUR 2017 Thanksgiving 25

10曲目:皮膚呼吸

皮膚呼吸を初めて聴いたとき、初めて音楽を聴いて泣いてしまいした。

なぜ涙が出たのかは自分でもよくわかりません。

もしかしたら、ミスチルという日本屈指のバンドがここまでの上昇志向を持っていることに対して、何も成し遂げていない自分への羞恥心かもしれません。

意味もなく 走ってた

いつだって必死だったな

昔の僕を恨めしく懐かしく思う

Mr.Children/皮膚呼吸

もうすぐ50歳を迎えるミスチルですが、日本の音楽最前線を突っ走ってきたからこそのフレーズだと思います。

果たして、自分が50歳を手前にしたときに、「意味もなく走ってた」と思えるのか、「いつだって必死」になってなにかに夢中になれるのか、そんな不安が皮膚呼吸を聴いて自分中に湧いてきたんだと思います。

大成功したバンドが更に変化し、成長する姿には自分の中にあるメラメラしたなにかを掻き立てられます!


最後に 改めて「重力と呼吸」は名盤だ

「重力と呼吸」の全曲レビューをしてみました。

改めて、いいアルバムだなって思います。

前回のアルバムREFLECTIONから重力と呼吸とミスチルの引き出しの多さ、伸びしろの大きさ、留まるところを知らない成長志向には本当に驚かされるばかりです。

これからもミスチルを応援し続けるつもりですし、私の人生の背中を押し続けてほしいと願うばかりです!まだまだこれからもミスチルファンでいられる幸せを噛み締めながら毎日を過ごしていきたいと思います。

最後までご愛読ありがとうございました。

 

 

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