楽天モバイル(MVNO)の通信速度は遅いか?実際に1ヶ月使って検証してみた

楽天モバイル 通信速度スマートフォン

こんにちは!しみたく(@Galaxy_Simitaku)です。

楽天には自らが通信キャリアとして提供しているNMOサービスと、大手の通信キャリアの通信を借りて提供しているMVNO(格安SIM)サービス2種類があります。

楽天のMVNOサービスは通信速度が遅いと噂されていますが、果たして本当に遅いのか、使い物にならないのか、実際に1ヶ月間使ってみたのでその結果をご紹介したいと思います。


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楽天モバイル(MVNO)は本当に遅いのか

楽天モバイルの料金プランについて

楽天モバイルには大きく分けて、2つのプランがあります。”スーパーホーダイ”と”組み合わせプラン”です。

楽天モバイル料金プラン
楽天モバイル 料金プラン

大きな違いは、契約した通信量を超えたときの通信制限の速度です。

”スーパーホーダイ”は通信量をオーバーしても最大1Mbpsで使い放題なので、メールやメッセージはもちろん、WEBブラウジングやゲーム程度なら快適とは言わないまでもストレスなく使うことができます。

ただし、注意すべき点は通信が混み合うは最大300kbpsに制限される点です。

その時間帯は12:00~13:00と18:00~19:00となっており、この時間は利用するユーザーが多いため、制限が厳しく設定されていると考えられます。

「通信が混み合う時間帯=みんなが使いたい時間帯」と考えると通信制限でも最大1Mbps出るといいながら、一番使いたい時間帯は300kbps制限となるので、事前にわかった上で契約しないと裏切られます。

容量を使い切っても最大1Mbps制限だが
12:00~13:00、18:00~19:00は最大300kbps制限
組み合わせプラン料金
組み合わせプラン 料金表

”組み合わせプラン”の料金がこちらになります。

通話ができるか、SMSが利用できるかで料金が変わります。一番安いプランにベーシックプランが用意されており、データSIMのみで525円と破格の安さです。

しかし、ベーシックプランの通信速度は最大200kbpsとめちゃくちゃ遅いです。、大手キャリアの通信制限がかかったことがある方なら、その状態をイメージしてもらえればと思います。

200kbpsだとメールやLINE以外はストレスが半端じゃくて使い物になりません。LINEも画像を読み込むときに結構な時間待たされることになります。

最安値が525円とセールストークのための料金プランとなっているので、普通にスマートフォンを使いたい方はおとなしく3.1GBプラン以上を契約すると良いでしょう。

楽天モバイルの通信速度の理論値はダウンロードが最大500Mbps、アップロードが最大50Mbpsです。ただしこちらはあくまで理論値なのでどれだけ通信環境が良くても最大で500Mbps以上は出ないという視点で見るのが良いでしょう。

ベーシックプランの通信速度(最大200kbps)では普通の利用は不可能
3.1GB以上がオススメ
 

今回は”組み合わせプラン”を契約

今回私が契約したのは”組み合わせプラン”の3.1GBプランです。

理由はすでにドコモのメイン回線を持っており、今回はあくまでサブとして運用をするためだからです。

もしメイン回線を楽天モバイルにMNPしようと思われている場合には、通話もできる通話SIMモデルが良いと思います。無料通話は付いてきませんが、700円を追加するだけで電話番号が持てるのは魅力的です。

楽天モバイル(MVNO)の通信速度を検証

通信速度の測定結果

それでは、実際に楽天モバイルを使ってみて、どれぐらいの通信速度が出たのか見ていきましょう。

測定場所は大阪市内です。また、今回のテストはGoogle検索のスピードテストツールを利用しました。

★測定結果
8時台 ダウンロード:0.9Mbps アップロード:14.3Mbps
10時台 ダウンロード:4.7Mbps アップロード:23.1Mbps
12時台 ダウンロード:0.5Mbps アップロード:19.8Mbps
17時台 ダウンロード:2.0Mbps アップロード:26.1Mbps
18時台 ダウンロード:1.4Mbps アップロード:12.4Mbps
22時台 ダウンロード:2.4Mbps アップロード:9.57Mbps
23時台 ダウンロード:10.1Mbps アップロード:13.6Mbps

ダウンロード速度は基本的に遅いが、ばらつきがある

ダウンロード速度を平均速度すると3.2Mbpsとなりました。3.2Mbpsだと他の格安SIMと比べると遅いといった印象は否めません。

また。最大500Mbpsなのでもう少し出て欲しいところではありますが、3.2MbpsのスピードがでればフルHD画質の動画のなんとか視聴できるレベルなので我慢はできるレベルかと思います。

ただ、特に混雑する時間帯に指定されている12時台については、0.5Mbpsと通信制限にかかった状態とさほど変わらないスピードとなっている点はかなり問題があります。

平均ではそこそこなスピードが出ているものの、やはりみんなが使いたい時間帯には大したスピードが出ない(むしろ通信制限レベルに遅い)ので、実際に使うとかなりストレスになるかもしれません。

アップロードは非常に高速

ダウンロード速度は多少遅めでしたが、その一方でアップロードはかなり高速です。最低でも10Mbpsはキープされており、理論値の50Mbpsの半分以上を出している時間帯もあるなど、かなり健闘しています。

SNS(InstagramやSNS、TikTok)で投稿する内容が画像から動画になりつつあるとはいえ、はやりまだまだアップロード帯域を大量に消費するような使い方をするユーザは少ないということがよくわかります。

SNS以外のアップロードだと、GoogleフォトのバックアップやYoutubeへの動画投稿が考えられますが、これらの用途はSNSよりも大量のデータ量を消費するため、モバイル回線よりも固定回線経由でアップロードしていることなども考えられます。

楽天モバイルのアップロードについては全く問題ない、むしろ理論値から考えるとかなり高速という結果となりました。

楽天モバイル(MVNO)を実際に使ってみた感想

1ヶ月間楽天モバイルを使ってみた感想ですが、やはり大手キャリアに比べ遅いのは否めませんが、LINEやメール、SNS、簡単なゲームレベルであればストレスなく使うことができました。

日常の中で使いながら、その都度スピードテストをしていたのですが、通信速度が1Mbpsを超えていると、そこまで遅いは気になりませんでした。WEB閲覧などの画像の表示などはやはり少し遅い印象がありましたが、テキストベースのページやLINEのやり取りなら目に見えてわかるレベルではありませんでした。

ただ、注意が必要なのが12時台などの混雑する時間帯です。

混雑する時間帯は如実にその遅さを痛感しました。テキストメインのメージの表示にも数秒間待たされるなど、使っていてストレスに感じるレベルでした。

こうして実際に使ってみると、ドコモのギガホの通信速度制限が1Mbpsとなっているのはなかなか良い線をいっているなと思いました。

また、楽天モバイルを使ってみて気づいたのが、今の通信速度はユーザーが満足できる限界に達しているということです。

NTTドコモの最新スマホは最大で1Gbpsを超えてきましたが、実質的にユーザの満足度はすでに頭打ちになっており、特にユーザーメリットってないんじゃないかと思っています。

私的な通信速度と満足度の関係はこんな感じです。

通信速度と満足度の関係

ポイントは1Mbps超えたら体感はほとんど気にならないレベルになって、10Mbps超えたら違いがわからないという点です。

満足度はこんな感じで、楽天モバイルを当てはめてみると、一番満足度が乱高下する位置にいるんですよね。3~4Mbpsでるときは全く問題ないけど、0.5Mbpsとかになるとかなり不満といったところです。

通信速度では、不満に感じる面も多々ありましたが、このレベルで月額900円(音声ありだと1600円)という値段を考えるとまだ許せるレベルかと思いました。

ただ、他の通信速度調査ランキングを見ていると、同じ料金体系でももっと速度がでる格安SIMがたくさんありそうで、それと比較するとやはり楽天モバイルは遅いということを今回の検証で体感しました。

同じ料金体系でもっと速度が出そうな格安SIMで私が注目しているがIIJmioです。今度楽天モバイルから乗り換えて検証してみたいと思います。

格安SIMが3GB月額900円から/IIJmio

余談:だれか卒業論文とかで通信速度と満足度の関係を調べてくれないかな?

この記事を書いていて、モバイルキャリアの通信速度についていろいろと調べていたんですが、どれぐらいの通信速度が出ると、どれぐらいの人間が満足するという定量的なデータがまったくなかったんですね。(論文までは漁っていないので、調べたらあるかもですが)

もし学生さんで卒業論文のネタに困っている人がいたら、ぜひ『通信速度とユーザ満足度の関係性』について調べて欲しいなって思いました。

通信速度と用途(メール、WEBブラウジングや、Youtube閲覧とか)ごとに、被験者にアンケートを取ってみて、どの用途だったらどの速度から満足度が急に上がるのかみたいなことを調べてくれたら、すごい有用なデータになるんじゃないかな。

スマホをWiFiにつないで、ルーターの上位でポリシングなりシェーピングかけて帯域を絞ってあげれば割と簡単に検証環境も作れるだろうし。

それなりに面白いし、世の中に求められるテーマなのでやってみる価値はあるんじゃなかろうかと思います。期待しています!

最後までご愛読ありがとうございました。

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