
こんにちは!しみたくです!今日はFire HD 10 2019年モデルについて紹介するよ!
FireシリーズはAmazonが製造・販売するお手頃な価格が魅力的なタブレットです。
先日のタイムセールにて、純正ケースとセットで15,000円とかなりお買い得になっていたので久々に購入してしまいました。
実はFireタブレットは4年前のFire HD 8以来でどれだけ変わっているかとても楽しみでした。
そこで本日はFire HD 10 2019年モデルを使ってみてわかった良い点・イマイチな点をご紹介します。
Fire HD 10の良いところ
前モデルから大幅スペックUP&プライスDOWN
Fire HD 10 2019年モデルは前モデルである2017年以前のものと比べ、かなりスペックアップが施されています。
モデル | 2017年以前モデル | 2019年モデル |
ディスプレイサイズ | 10.1インチ | 10.1インチ |
解像度 | 1280×800 | 1920×1200 |
プロセッサ | オクタコア2.0GHz | |
メモリ | 1GB | 2GB |
重量 | 432g | 504g |
バッテリー | 8時間 | 12時間 |
価格 | \29,980 | ¥15,980 |
処理能力が最大で30%向上し、画面の解像度やバッテリー時間など随所に大幅なスペックアップが施されていながら、価格はほぼ半額となる15,900円まで値下げされました。

ちなみにタイムセールでは10,980円と更に安く購入できました!
タブレットを使う上で、使用感全体に影響するCPU処理能力と画面解像度が強化された点はかなり良い進化だと思います。
10.1インチでフルHD解像度なので、まだまだ粗さが目立つのが正直なところですが、だからこそスペックアップの恩恵を大きく感じることができます。
これまでのFire HD 10はFire HD 8と価格差が大きかったこともあり、コスパを考えるとFire HD 8一択でしたが、2019年モデルは格差が5,000円と画面の大きさ、解像度を考えるとFire HD 10も十分アリな選択肢になりました。
Amazonサービスがサクサク楽しめる

スペックアップしたとはいえ、15,000円のタブレットなのでCPU性能としてはエントリーモデル相当(低スペック)の部類に入ります。
そうなるのが気になるのが、サクサク動いてくれるかどうかです。
結論から言ってしまうと、Fire HD 10タブレットでメインで使うであろうプライム・ビデオ、Kinde(電子書籍)・ショッピングなら特に不満を感じることはなくサクサク楽しむことができます。
FireタブレットはKindle専用のホーム画面を搭載しており、横にスワイプすることで各種Amazonサービスに簡単にアクセスすることができます。
プライム・ビデオで続きを見たりする場合でもほんの数タップの操作で完結しますし、このスペックからは考えられないほど軽快に動いてくれます。
さすがはAmazonサービスを楽しむために作られたタブレット、プライム・ビデオやKindleなど使いたい用途がはっきりしている人にとってはこれほどコストパフォーマンスに優れたタブレットは存在しないでしょう。
Google Playがインストールできる
FireタブレットはAndroidをベースに設計されていますが、Google Playがインストールされていません。
Amazonアプリストアもそれなりにアプリの品揃えは良いのですが、やはりGoogle Playと比べると雲泥の差です。
特にGoogle系のアプリは用意されていないので、YoutubeやGoogleフォトなどのタブレットと相性の良いアプリを標準でインストールできないのはとても残念です。
ただ、そんなFire HD 10ですが、Google Playがインストールされていないからといって心配する必要はありません。
他のモデルと同様にFire HD 10 2019年モデルも個別にGoogle Playをインストールすることができるので、YoutubeなどのGoogle系アプリをインストールすることができるようになります。
私はこちらの記事を参考にGoogle Playをインストールしました。
MicroSDを事前に抜いておくなど注意点はありますが、順番にアプリをインストールするだけなので特に躓くこともなくインストールすることができました。Youtubeアプリも問題なく使用することができました。
基本はAmazonサービスを使うことになりますが、せっかくの大画面なのにYoutubeが見れないと魅力半減ですよね。
ひと手間必要ですが、やはりGoogle Playが使えるというのはタブレットとてもは大事なことだと気付かされます。
Alexa対応でEcho Showに早変わり

Fire HD 10の目玉機能の一つがAmazonのAIアシスタントであるAlexaを利用できる点です。
Fire HD 10はAlexaハンズフリーモードに対応しているのでどの画面からでも『アレクサ』とコールすることで、Alexaを呼び出すことができます
また、Fire HD 10にはAlexaをもっと便利に使うための『Showモード』というモードが搭載されています。
Showモードとは、Fire HD 10をEcho Showのように使うことができるモードです。
Showモードを有効にすればEcho Showと全く同じ使い勝手を実現することができます

純正ケースのようなスタンド機能付きのケースと併用すれば、Echo Showのような使い方ができ、1台でタブレットとスマートディスプレイの2つの役割を果たしてくれます。
Fire HD 10のイマイチなところ
Fire HD 10の良い点をご紹介しましたが、やはり1万円前後のタブレットということもあり残念な点もたくさんあります。
ここからは実際に使ってみて感じたイマイチな点を紹介します。
パフォーマンス不足は否めない
これまで旧モデルからスペックアップされている点はAmazonサービスなら動作面で問題ないことを紹介していますが、やはりFire HD 10は低スペックなタブレットであることには変わりありません。
プライム・ビデオ等のAmazon系のサービスなら特に気になりませんでしたが、WEBブラウジングやGoogleマップなどを使うとスペックの低さが顕著に現れます。

スクロールがカクついたり、ロードの待ち時間が異常に長かったりと使っているとストレスを感じてしまうレベルだったよ・・・
このスペックであれば大半の人が自分のスマートフォンのほうがスペックが高く、そちらを使ったほうが懸命だと思ってしまいまいました。
『プライム・ビデオが見たい』や『Kindle用の専用端末が欲しい』などAmazonサービスで使いたいサービスが明確な人にはおすすめしたいタブレットですが、漠然とタブレットがほしいという人には正直おすすめはできません。
スペックの割に重め
Fire HD 10の重量は504gと10インチタブレットとしてはそれなりに重量があります。
同サイズの他のタブレットの重量がこちらです。
- Apple iPad Pro 11インチ 473 g
- Apple iPad(無印)10.2インチ 483 g
- HUAWEI MatePad Pro 10.8インチ 460g
10インチ前後のスペックのタブレットと比較すると、Fire HD 10はスペックの割に重量が重いことがわかるかと思います。
たかが数10gと思うかもしれませんが、この数10gで持った印象が大きく変わってきます。
本体の厚さも9.8mmと分厚い部類に入るため、持った瞬間にずっしりと重さを感じるサイズ感になっています。
タブレットは持ち運ぶ頻度が多いため、重量が重いとどうしても気になってしまいます。
Fire HD 10 こんな人におすすめ
Fire HD 10 2019年モデルの良い点・イマイチな点をご紹介しました。
15000円という価格を考えると、かなりコストパフォーマンスの高いタブレットに仕上がっていますが、その分向き不向きがあるものになっています。
いろいろと使ってみて、Fire HD 10はこんな人におすすめなタブレットだと思います。
- スマートフォンよりも大画面でプライム・ビデオやKindeなどのAmazonサービスを楽しみたい人
- スマートディスプレイとして使えるタブレットがほしい人
やはりFire HD 10の肝となるのは、プライム・ビデオやKindeなどのAmazon系のサービスです。
これらのサービスを愛用しており、スマートフォンよりももっと大画面でプライム・ビデオやKindeなどのAmazon系サービスを楽しみたいと思っているには最高のタブレットであること間違いなしです!
Fire HD 10には通常のモデルと子供に安心して渡せるキッズモデルが用意されています。
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