
こんにちは!しみたくです!今日はGoogle Pixel4aのレビューをお届けするよ!
Google Pixel4の廉価モデルにあたる『Google Pixel4a』が発売されました。
『Google Pixel4』は優秀なカメラを備えたGoogle渾身のスマートフォンでした。『Google Pixel4a』はPixel4相当のカメラを備えながらコストを抑えたミドルレンジモデルとなっています。
本日はGoogle Pixel4a(Googleストア版:42,900円)のレビューをお届けしたいと思います。

Google Pixel4aのレビュー
選べるストレージ・カラーは1モデルのみと超シンプル

Pixel4は複数のカラーバリエーションやストレージを選択できましたが、Pixel4aは1つのモデルしか用意されていません。
カラーバリエーション:Just Blackのみ
ストレージ:128GBのみ
悪く言えば選択肢がありませんが、良く言えば迷う必要がありません。
Pixel4は『Oh So Orange』のような特徴のあるカラーが魅力的であったのでPixel4aにも同系色を期待しましたが、ブラックのみとなった点は少し残念です。
とはいえ、このブラックカラーは素材がポリカーボネートですがマット加工がされており安っぽさを感じさせない作りとなっておりなかなか好印象です。
Google Pixle4aの付属品と外観
付属品は急速充電器とType-Cケーブル

Pixel4aの同梱品がこちらです。
- 18W対応の急速充電器
- Type-Cケーブル
- Type-A to Type-Cの変換器
- SIMピン
最近のスマートフォンにあるようなクリアケースは付属していませんが、急速充電器が同梱されています。
同梱される充電器は18Wの急速充電に対応しており、短時間で充電ができます。
充電器をわざわざ購入する必要がない点はとても嬉しいポイントですね。
シンプルで飽きのこないデザイン

Pixel4aのデザインはPixel4と良く似ており、全体的に丸みを帯びたデザインです。
マット加工のおかげで指紋が付きにくい点が素晴らしいのですが、その分滑りやすい点には注意が必要です。

ボタンはワンポイントでカラーが入っており、オシャレ感を演出してます。
シンプルで万人受けするデザインだと思います。
コンパクトかつ軽い筐体
Pixel4aのサイズと重量がこちらです。
- 高さ 144 mm、幅 69.4 mm、奥行き 8.2 mm
- 143 g
横幅が70mmを切っており、最近のスマートフォンにしてはかなりコンパクトとなっています。
ハイエンドにしては比較的コンパクトなGalaxy S20と比較しても一回り小さいです。同じミドルレンジモデルのMi note10 liteと比べるとなおさらその小ささが良くわかります。
端末のコンパクトさも売りの1つですが、それ以上に注目なのが143gという重量です。
最近のスマートフォンは200g超えも珍しくなく、軽いものでも170~180g程度の重量があるのが一般的ですが、Pixel4aはなんと150gを切る148gです。
持った瞬間に「軽っ!」と感動してしまうレベルの軽さで長時間の操作も全く苦になりません。

またディスプレイ表面は緩やかなラウンドエッジ加工が施されており、持ったときに手の中にすっぽりと収まってくれます。
存在感のあるシングルカメラ

カメラが注目されるpixel4aは実はシングルカメラです。
カメラ周りのデザインはPixel4と同じですがあちらはデュアルレンズだったのに対して、Pixel4aはシングルとなっています。
同じデザインを採用することでパッと見た瞬間はフラッグシップ相当のカメラの雰囲気を醸し出しています。
レンズは出っ張っているので、レンズを傷つけたくない人はケースが必須です。
ちなみに私は純正のファブリックケースを一緒に使っています。

昔ながらの背面指紋認証センサー

Pixel4aは背面に指紋センサーを配置するNexus 6シリーズを彷彿とさせる昔ながらのスタイルです。
端末を置いているときに使えないという難点はありますが、相変わらず物理的な指紋認証センサーは認証速度・精度ともに爆速なのでここに不満は感じませんでした。
むしろ画面内指紋認証よりもその速さに快適に感じる場面すらありました。
ちなみにロゴはありませんが指紋認証センサーの下部にNFCが埋め込まれています。
Pixel4aはおサイフケータイに対応しています。
Google Pixle4aのディスプレイ
高繊細な有機ELだがトーンは抑え気味

Pixel4aは低価格ながらFHD+解像度の有機ELディスプレイを搭載しています。
有機ELならではの発色の良さ、黒の締まりの良さを体感することができるのですが、GalaxyやMi Note10 liteなど他の有機ELを搭載した機種に比べると、ちょっと発色は抑え気味であるように感じました。
ですが、そんな人のためにカラーの調整機能もあるのでディスプレイ品質についてはそこまで心配してくても良いかもしれません。

ちょぴり大きめなパンチホールを採用

流行りの全画面ディスプレイで、フロントカメラはちょっぴり大きめのパンチホールとなっています。
Google Pixle4aのカメラ性能
ポートレートと夜景の実力はフラッグシップレベル!
Pixel4aはシングルレンズですがその性能はPixel4に匹敵すると言われています。
Pixel4aのカメラは12.2 メガピクセルのデュアル ピクセルレンズを搭載
実際に撮影してみて、その性能の高さに驚かされました。

こちらはPixel4aの夜景モードで撮影した写真です。
明かりのある箇所はともかく、写真下部の街灯がほとんどない場所をここまではっきりと撮影できたミドルレンジは初めてです。
また、素晴らしいのがノイズの少なさです。空を見てもらえばわかると思いますが、かなり滑らかです。
仕上がりはGalaxy S20やHUAWEI P30 Proと遜色なく、Pixel4相当のカメラは本物だと実感させられました。

同じく夜景モードで撮影したものですが、想像してもらえばわかると思いますが夜の公園なんて明かりはほとんどありません。
それでもここまではっきりと鉄棒のカラー・輪郭・地面の草木を表現できています。

こちらはポートレートモードで撮影した1枚です。
AI技術をフルに活用し、シングルレンズとは思えないボケ感を演出しています。境界線の精度も高く、シングルカメラでここまでできることに驚かされます。
AIによる補正がされているようでうすが、補正はそこまで強いものではなく、どちらかといえば見たままの自然な仕上がりとなっている印象です。
いろんなシーンで撮影しましたが、出来栄えはどれも美しく、優秀なカメラでした。
シングルカメラであり、かつ解像度も12MPなので他の機種にあるような超広角撮影や高解像度撮影などは物理的に不可能であるため、こうした使い方をする人にはおすすめはできません。
Google Pixle4aのパフォーマンス
Snapdragon730Gで十分なパフォーマンス
Pixel4aはSoCにSnapdragon730GというミドルレンジとしてはハイパフォーマンスなSoCを搭載しています。
Pixel3aのSnapdragon670から大幅なスペックアップとなっています。
Antutuのベンチマークスコアは約27万点となっています。
同じSnapdragon730Gを搭載した機種にMi Note10 liteがありますが、余計なカスタマイズがされていない素のAndroidを搭載しているためか体感ではMi note10 liteよりも快適に感じました。
メモリも6GBと必要十分なスペックとなっています。
Google Pixle4aの電池持ち
電池容量の割には優秀な電池持ち
Pixel4aは本体がコンパクトなので、バッテリー容量もそこまで大きくはありません。
Pixel4aのバッテリー容量:3,140 mAh
4,000mAhや5,000mAhを超える機種もある中では少し少なく感じてしまいますが、実際に使ってみた感想としては電池持ちは優秀だと思いました。

こちらは朝からかなりヘビーに使い倒した日の夜10時の電池残量と使用履歴です。
電池の消費量が激しいWEB会議アプリであるZoomとWebexで4時間21分使っているにも関わらず、夜までバッテリー切れにならなかったのは素直に驚きました。
ヘビーに使ってこの電池消費なので、ちょっとしたWEBブラウジングやSNS、LINE程度であれば2日は充電要らずで使うことができます。
また、Pixel4aは18Wの急速充電に対応しているため、従来よりも短い時間で充電ができます。
Google Pixle4aの使い勝手
常に最新のAndroid体験を楽しめる!
Pixel4aはGoogle純正だけあって余計なものは一切入っていません。
ホーム画面を埋め尽くすキャリア系のアプリは1つもありませんし、メーカー系のアプリもないので、プリインストールされているアプリはAndroidを使う上で必須なGoogle系のアプリだけでとても気持ちが良いです。
また、Googleが提供する最新のOSや機能をいち早く体験することができます。
例えば、最新のファイル共有機能であるニアバイシェアにも対応していますし、なんの操作をしなくてもPixel4aが流れている音楽を自動で認識し曲名を教えてくれるような機能もあったりします。
OSのアップデートもいち早く受けることができる点もPixelの魅力ですね。
Google Pixle4aのイマイチな点
削られた機能が以外多い点に注意が必要
ここまで、Pixel4aの良い点に目を向けてきましたが、この価格帯であるため削られた機能も多いです。
Pixel4aを使うときにに注意が必要な点を挙げておきます。
- 防水・防塵に非対応
- MicroSD非対応
- 顔認証非対応
Pixel4は防水・防塵仕様でしたがPixel4aは非対応なので水際での仕様には注意が必要です。
また、Pixel4aは顔認証にも非対応なので、こちらは慣れている人にはちょっと残念なポイントです。
Google Pixel4aのレビュー まとめ
Google Pixel4aのレビューをお届けしました。
注意点はあるものの、十分なパフォーマンスにフラッグシップ顔負けのカメラを搭載しながら42,900円(Googleストア価格)という価格はコストパフォーマンスがかなり高いです。
そろそろスマホを買い換えようと考えている方で、フラッグシップほどの性能を要らない方には間違いなくおすすめしたい機種です。
Pixel4aは国内キャリアではSoftbankのみが扱っており、SIMフリーモデルはGoogleストアからの購入となります。
- Softbank:49,680円
- Googleストア:42900円
スペックは同じですがSoftbank版のほうが7000円ほど高いです。
あえて高いSoftbankを選ぶ理由としては、Softbankの割引やキャンペーンが適用できる点や、故障時に代替機を借りられる点や、サポートが受けられる点ですかね。
最後までご愛読ありがとうございました。


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