Galaxy S22の残念ポイント・デメリット|最上位SoC搭載とは思えない使用感に相変わらずの電池もち【実機レビュー】

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Galaxy S22 デメリット

Galaxy S22のサイズ感が個人的に丁度よいと感じたので思い切ってGalaxy S22 UltraからGalaxy S22に乗り換えたのですが、結果的にGalaxy S22に満足できず手放してしまいました。

そこで本日はGalaxy S22(ドコモ版)を実際に使って感じたデメリット・残念ポイントについて解説します。

Galaxy S22の購入を検討している方の参考になれば幸いです。

しみたく

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Galaxy S22の残念ポイント・デメリット

Galaxy S22

先月にGalaxy S22 UltraからGalaxy S22に乗り換えた理由をご紹介したのですが、結果的に言えばGalaxy S22に全く満足できず最終的にPixel6 Proをメインに使っている私です。

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本日の話は、ある意味こちらの記事の延長線なのですが、記事内でも少し触れている通り、サイズ感は素晴らしいのですが、それ以外の点でどうしても許すことができませんでした。

その許せなかった残念ポイントがこちらの3つです。(3つ目は購入前からわかっていましたが改めて)

  1. 電池持ちの悪さ
  2. 処理性能に対する動作の重さ
  3. eSIM非対応

電池持ちの悪さ

電池持ち

Galaxy S22は3700mAhという最近のハイエンドモデルに比べるとかなり小さな電池容量となっています。

参考までに代表的な機種の電池容量を載せておきます。

ハイエンドモデルの電池容量

  1. Galaxy S22:3700mAh
  2. Xperia 5 Ⅲ:4,500mAh
  3. AQUOS R6:5,000mAh
  4. OPPO Find X3 Pro:4,500mAh
  5. Xiaomi 11 T Pro:5000mAh
  6. Pixel6:4,614mAh
  7. zenfone 8:4000mAh

もちろん画面サイズやスペック、ソフトウェアチューニングなどによって消費電力は全く異なりますが、電池容量が小さい=電池持ちが悪いという傾向は間違いありません。

その前提で言えば、ハイエンドのSoCを搭載するモデルは5000mAh級のバッテリー容量を搭載する機種があるのに対して3700mAhは少なすぎると言わざるを得ません。

また、Galaxy S22が搭載しているSnapgragon 8 Gen1は発熱が酷く、電池消費も激しいSoCであるため、3700mAhの電池容量はカタログスペックからしても不安しかありません。

Galaxy S22の電池もち
実際の電池持ち

こちらが実際にGalaxy S22を使ったとある1日の電池持ちです。主な用途はWEBブラウジングやカメラ撮影でした。

フル充電で朝8時から使い始めて12時時点で50%を切っています。

さすがにこのままでは持たないので充電をして使っていると19時時点で残量は20%を切っています。

それなりにガッツリ使ってはいますが、この程度の電池持ちでは外出時はモバイルバッテリーは手放せません。

私自身、相当数のハイエンドスマホを実際に触っていますが、ここまで電池持ちが悪い機種は久しぶりに触りました。(※昨年、Galaxy S21は購入していません)

最近のハイエンドモデルはガッツリ使っても1日は持ってくれるものがほとんどなので、モバイルバッテリーの使用頻度が激減していましたが、Galaxy S22を使うならモバイルバッテリーは必須です。

元々Galaxy Sシリーズの無印は電池持ちが悪いことで有名ですし、サイズを優先する以上、電池容量が少なくなることは致し方ないところがあったのかもしれませんが、それでもこの電池持ちは残念と言わざるを得ません。

価格ドットコム評価
source:価格.com

価格.comの評価を見てみると、バッテリーだけ評価が3.68とかなり悪い点数となっています。

Galaxy S22は価格.comのレビューキャンペーンを開催中のため、好意的なレビューが太宗を占めているように見えます。

レビューキャンペーンという色眼鏡をかけても点数がカテゴリ平均と同じということは、実際問題バッテリー持ちは悪いと思う人が多いのではないでしょうか。

処理性能に対する動作の重さ

SoC

Galaxy S22は最新SoCであるSnapgragon 8 Gen1を搭載しています。

実際にAntutuベンチマークスコアを測定した結果は75万点でした。

これは個人的な感覚ですが、最近のハイエンド向けのSoCは個体差が酷い印象。もしかしたら私のGalaxy S22もハズレ個体の可能性もあります。

このSoCを搭載する他の機種では100万点近いスコアを出すこともあるため、Galaxy S22はかなり強めなサーマルスロットリング(発熱処理制限)をかけていると推察されます。

ただ、いろんな機種を使っている私からすると、ベンチマークスコア70万点でも普段使いであれば十分すぎるスコアです。実際のPixel6 Proは70万点付近ですが、圧倒的にサクサク動きます。

スマホの処理性能が頭打ちになったと言われて2〜3年経過しており、個人的にもWEBブラウジングのスクロールやカメラ起動などの基本的な動作面では体感できる違いは殆どなくなってきていると思います。

そうした現状がある中で、Galaxy S22は随所にもたつきやカクつきを感じ、とても最新SoCを搭載する機種とは思えない使用感です。

特定のアプリと言うよりは全体的に動作が重い印象があり、例えば、カメラ起動時に時間がかかったり、HDR撮影時に長時間のシャッターラグが発生したりと、こうした小さな一つ一つの処理がストレスに繋がります。

Twitterスクロールはガクガクで使用感としては最悪です。

まぁこれはアプリ側の問題もあるので一概にGalaxyが悪いと言えないところもありますが・・

もちろん今後のアップデートで修正される可能性は多分にありますが、わざわざ12万円のお金を出して購入してこの使用感はかなり残念です。

eSIM非対応

SIM

タイミング的に致し方ないところがありますが、私個人的に残念だと感じるのがeSIM非対応である点です。

iPhoneやPixelはグルーバルモデルをそのまま国内で販売していることもありeSIM対応していますが、GalaxyのSシリーズは未だに国内大手キャリアのODMという形態(キャリアの指示でメーカーが製造している)のため、通信キャリアの意向でeSIM非対応となっています。

eSIM対応していると何が嬉しいのか”というと、eSIM対応であれば、例えばメイン回線をドコモで使っているときにドコモが突然の通信障害となった場合でも、すぐにeSIM回線(ここではpovoと仮定)に切り替えることで障害発生時でも通信回線を確保できます。

楽天の0円プランが廃止してしまいましたが、povoは月額0円なので障害時の対策としてpovoをeSIMで設定しておくのは賢い選択だと持っています。

別にこれだけがeSIMの使い方ではありませんが、eSIM対応であれば回線運用の選択肢が広がります。

残念ながらGalaxy S22(シリーズ全て)はeSIM非対応なので、この点ではPixelやiPhoneと比べると明確に劣るのは間違いないでしょう。

ただ、これも昨今のモバイル市場の変遷によりeSIM拡大の傾向があるため、近い将来GalaxyのeSIM対応が訪れる日が来る可能性は十分にあるので、気長に待ちましょう。

また、細かいところを言えば、Galaxyは相変わらず他社主要バンドを塞がれています。キャリア専売のハイエンドモデルだからこその忖度が多分につまっているところがありますが、これも時代の流れとともに良い方向に向かうと信じたいですね。

Galaxy S22の残念ポイント・デメリットまとめ

実際にGalaxy S22を使ってわかった残念ポイント・デメリットを3つご紹介しました。

今回私が購入したGalaxy S22(ドコモ版)は12万円を超えるかなり高額な機種ですが、価格を考えると解説した3点は許しがたいデメリットだと感じました。

eSIMは改善余地がありませんが、電池持ちと動作の重さに関しては、今後のアップデート等で修正されない限りはとてもオススメできる機種とは言い難いです。

ただ、何度か触れていると通り、もしかしたら不良個体が起因している可能性もありますし、ドコモのソフトウェアが悪さをしている可能性もあります。

あくまでGalaxy S22(ドコモ版)を使った人の1意見として気になっている方の参考になれば幸いです。

最後までご愛読ありがとうございました。

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この記事を書いた人

ガジェット好きサラリーマンブロガーしみたくです。愛用:Galaxy S23 Ultra サブ:iPhone14 Pro 年間200万円近くをAmazonや楽天で散財するガジェットブロガーの鑑です。スマホをメインに様々なガジェット情報をお届け!Twitter@Gadget_Simitaku、Instagram@shimitaku.gdやってま~す。

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