OPPO Pad Airのレビュー!コンテンツ消費が捗るライトユーザー向けタブレット

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OPPO Pad Airレビュー

OPPOの日本史上初のタブレット『OPPO Pad Air』が発売されました。

扱いやすい10.3インチのディスプレイにSnapdragon680を搭載したライトユーザー向けのタブレットです。

本日は、メーカー様より実機をご提供いただきましたので、実際にOPPO Pad Airを使ってわかったメリット・デメリットの実機レビューをお届けします。

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OPPO Pad Airの注目ポイント

OPPO Pad Airのメリット・デメリット

今回レビューするOPPO Pad Airのメリット・デメリットをまとめてみました。

OPPO Pad Air
総合評価
( 4 )

OPPO Pad AirはSoCにエントリー〜ミドルレンジ向けのSnapdragon680を搭載したライトユーザー向けのタブレットです。

SoCは控え目ですがディスプレイは10.3インチの2K解像度の液晶ディスプレイを搭載し、Dolby Atomos対応のクアッドステレオスピーカーを搭載するなどコンテンツ消費に最適な構成となっています。

参考価格は37,800円ととなっており、

Fireタブレット<無名の中華タブレット<OPPO Pad Air<ハイエンドAndroidタブレット

といった位置づけで、あまり市場には出回っていないエントリー〜ミドル層を狙った製品となっています。

OPPO Pad Airの詳細スペック

OPPO Pad Airの詳細スペックがこちらです。

スクロールできます
製品名OPPO Pad Air
サイズ245.1mm×154.8mm×6.9mm
重量約440g
OSColorOS 12 based on Android12
CPUSnapdragon 680
RAM4GB
ROM64GB
認証方式顔認証のみ
ディスプレイ10.3インチ IPS液晶
カメラ アウトカメラ:800万画素
インカメラ:500万画素
バッテリー容量7000mAh
充電速度18W
スピーカーDolby Atomos対応クアッドスピーカー
MicroSDmicroSDXC(最大512GB)

OPPO Pad Airは薄型軽量な横長ボディ

OPPO Pad Airの本体デザイン

背面

こちらがOPPO Pad Air本体です。

カラーはナイトグレーの1色のみです。

素材はアルミニウム合金が使用されており、低価格タブレットながらそこそこの高級感があります。マット加工が施されており指紋は目立ちづらいですが、滑りやすいのが難点です。

デザイン

背面の一部分に異なる素材、テクスチャーを採用することでデザイン的なアクセントになっています。

タブレットでこうしたデザインのものはあまりないので、個人的には悪くない印象です。OPPOいわく砂丘をイメージしてるそうです。

ラメ加工

うっすらとラメ加工が施されており、デザインへの細かいこだわりを感じられます。

ただ、ケースを付けると一切わからなくなってしまうのが残念なところ。ましてOPPO Pad Airは純正ケースである「スマートカバー」が2680円と安いので・・・

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左;OPPO Pad Air 右:iPad Pro

本体の厚さは6.9mmとかなりの薄型筐体となっています。さすがにiPad Pro 11インチモデルには負けますがどうせケースを付けると考えるともはや誤差の範囲内です。

本体重量はiPad Pro 11インチにまさる約440gです。

軽いと言われるノートパソコンでも約1kg程度なので、その半分と考えるとかなり取り回しが良いです。

実際にすごく軽いので気軽にバッグに入れて持ち運びたくなります。

カメラ

カメラは広角レンズのみのシングル構成です。

画質はおまけレベルとなっており、QRコード読み取り用ぐらいに考えてもらったほうがよいです。

OPPO Pad Airの電源ボタン・端子周り

上面
上面
下面

OPPO Pad Airは上下に4機のクアッドスピーカーを搭載しています。Dolby Atomos対応でかなり迫力があります。

iPad Airのスピーカーが2機なので、動画や音楽再生において”音”という面ではOPPO Pad Airのほうが優れていると言えます。

電源ボタンは上面に搭載されており、横ではなく縦で使うことが前提の設計なのかもしれません。

音量キー

本体右側面には音量キーを搭載しています。デザインがApple製品のそれそっくりですが、クリック感は良好でよくできています。

MicroSD

OPPO Pad Airは最大512GBのMicroSDXCに対応しており、内部ストレージを拡張することができます。

本体ストレージが64GB一択なので、コンテンツ消費用タブレットとして使う上ではMicroSD必須でしょう。

OPPO Pad Airは液晶だけど意外と悪くない

ディスプレイ

OPPO Pad Airは2K解像度のIPSディスプレイを搭載しています。

有機ELの発色には劣りますが価格を考えると非常に優秀なディスプレイであると言えるでしょう。

IPS液晶なので視野角は広く、多少角度がある状態でも画面が極端に白っぽくなることはありません。

ディスプレイ比較
iPad Pro 11インチモデルとの比較

画面の縦横比は5:3というAndroidによくある縦長(横長?)ディスプレイとなっており、縦のサイズはiPad Pro 11インチと同じですが、横幅がかなりスリムで持ち運びやすいです。

動画視聴
漫画

iPadとは違った縦長ディスプレイはコンテンツ消費に向いています。

若干の余白は生まれてしまいますが、ほとんどの動画コンテンツを画面いっぱいで堪能できますし、漫画などのコンテンツも絶妙なサイズ感でコンテンツ消費が捗ります。

動画や漫画程度ならそこまで高いスペックを要求されないこともあり、OPPO Pad Airが価格とスペックの絶妙なバランスで仕上げてきています。

フロントカメラ
フロントカメラは横向きにしたときに上にくる位置

OPPO Pad Airのフロントカメラは画面を横向きにしたの上側の位置に搭載されており、電源ボタンの位置から縦向き前提かと思っていましたが、もしかしたら横向き設計なのかと思い少し混乱しています。

WEB会議で利用する際にはこの位置にカメラがあるのはメリットであると感じました。

iPad Proは横向きにしたときに横側にカメラがあるので視線が変な感じにあるのがデメリットだったので・・・。

正直な話、好きな方向で使えばいいのですがOPPO Pad Airの生体認証は顔認証のみとなっており、このフロントカメラで認証する必要があります。

縦で使う場合にうっかりカメラを塞いでしまわないように注意が必要です。

OPPO Pad Airの処理能力と使い勝手

処理性能は低いが用途を絞れば十分

ベンチマークスコア

OPPO Pad AirのSoCはSnapdragon680となっており、処理性能はお世辞にも高いとは言えません。

Antutu Ver9のベンチマークスコアは約25万点なので、エントリーモデルらしい処理性能となっています。

実際に使ってみた感想としては、わずかにもたつきを感じる場面がありますがAmazonプライムやKindleなどのコンテンツ消費用タブレットとして考えれば問題ない処理性能です。

頻繁に画面に触れるWEBブラウジングやSNSでの利用をメインとした場合には、稀にカクつきやもたつきを感じますがギリギリ許容範囲内といったところでしょうか。

タブレットとしてWEBブラウジングからSNS、動作視聴など様々な用途で使うのであればXiaomi Pad 5やGalaxy TabS8のようなハイエンド級のタブレットをおすすめしますが、コンテンツ消費がメインならOPPO Pad Airでも問題ないでしょう。

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Color OS12搭載でタブレット向け便利機能も

OPPO Pad AirはOPPO独自のColorOSを搭載しています。

ColorOSはデザイン性とカスタマイズ性に優れており、自分好みにいじれる楽しいUIとなっています。

Color OS

タブレットならではの2画面表示やジェスチャー操作にも対応しており、タブレットとしての使い勝手は悪くないです。

5本指でフローティングウィンドウができたり、2本指で縦になぞると画面分割ができる点などはとても使いやすいです。

ただ、SoCの性能があまり高くないため、動作面では少し引っかかりを感じるのが残念なポイントです。

OPPO Pad Airは電池持ち良好だが充電速度が遅い

電池容量

OPPO Pad Airは7100mAhの大容量バッテリーを搭載しています。

実際にOPPO Pad AirでYoutubeのフルHD画質の動画を連続再生しましたが、1時間で約10%程度の電池消費量となっており、1回のフル充電でかなり長時間楽しむことができます。

充電速度
OPPO Pad Airの充電速度

本体の充電速度は18Wの急速充電となっており、7100mAh級の大容量バッテリーを充電するには少し遅めです。

とはいえ、実際に充電したところ約1時間で50%近くは充電されており、本体の電池良さも相まって充電周りで不満に感じることはあまりないでしょう。

充電容量は80%でキープし、夜間のバッテリーへの負荷を低減機能も搭載されています。

OPPO Pad Airのレビューまとめ

OPPO Pad Airの実機レビューをお届けしました。

SoCにSnapdragon680を搭載している点が不安点でしたが、2K解像度のディスプレイや迫力のあるスピーカーなどコンテンツ消費メインであれば十分使い道のあるタブレットに仕上がっています。

コンテンツ消費用タブレットにはFireタブレットがありますが標準でPlayストアが使えなかったり、スペックが極端に低くてストレスが溜まる(動画視聴や読書には問題なし)などの弱点もあるので、もうワンランク上の性能を求める人にはおすすめしやすいタブレットです。

OPPO Pad Airが気になる方はぜひ検討してみてください。

最後までご愛読ありがとうございました。

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OPPO Pad Airレビュー

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この記事を書いた人

ガジェット好きサラリーマンブロガーしみたくです。愛用:Galaxy S23 Ultra サブ:iPhone14 Pro 年間200万円近くをAmazonや楽天で散財するガジェットブロガーの鑑です。スマホをメインに様々なガジェット情報をお届け!Twitter@Gadget_Simitaku、Instagram@shimitaku.gdやってま~す。

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